前回の『デンプラでの1日です!!』ではデータ入稿、現物入稿とかのお話をしましたが、今回は実際に原稿が送られてきた時にどんな作業をし印刷現場にGOするのかというところのお話をします。
簡単に言うとデータの作成のお話です。
まず原稿の仕様と御見積に違いがないかチェックします。
チェックが終わったら、実際の原稿のサイズを計りデータの製作の準備をします。
データ製作ソフトを立ち上げて実際の原稿と同じ太さの線を引いていきます。
※もちろんルーペで確認んしますよ。
細心の注意をはらい、罫線を引き終わったら数多くあるフォント(文字)から同じものを選び
テキストを入力していきます。
テキストの大きさや文字の字間、行間などにも細心の注意をはらい送って頂いた原稿と同じものを製作致します。
もちろん修正箇所などがある場合も同じフォントを使い内容の変更を行います。
プリントアウトして原稿と違いがないか凝視します。この時はかなり凝視です。
出来上りは必ずお客様に確認して頂きます。
お客様のOKがでれば印刷の現場にGO!です。この時は心がほっとします。
文章で書くのは簡単ですが、意外と大変な作業になる事も多いのでちょっと胃が痛くなるオペレータの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
※凝視する製作したデータのプリントアウト
この様に届いた原稿を丁寧にデータ化をする作業が1日に何件も御座います。
丁寧にデータ化する事によってお客様との信頼感と時間の短縮などにもつながります。
印刷って奥が深いのでまだまだ分からない事が多いですがやりがいのある仕事だと自負しております。
もっとデータが早く作れるようになりたいと思うワタでした。
簡単な説明になってしまいましたがまた次回をお楽しみにしてください。